先週のある日、会社から帰ってきた配偶者がポツリと……。
「マスターキートン、見ねぇ?」
唐突なので、「はぁ」としか答えられませんでしたが、異存はありませんで。
というわけで、DVDを引っ張り出して、一巻から順に見ることに。
いやぁ、やっぱ面白いね、キートン。なんというか、どの話もどこかにピリリとと言うか、しっかり刺激があるエピソードがあって。
トーンは淡々としてて、どんなスリリングな展開になっても、決してヒステリックに激する感じがしないのがいい。
世界中の景色や、美味いもの(酒含むw)、面白い人、そして薀蓄。
飄々としたキートンが、膨大な知識を駆使して、きっちりとカタをつけるのがまた快感で……。
ほら、おいら今一日中同じ作業をする肉体労働者だからさ。
家に帰って、飯食って寝るだけだと、心が荒みかけるワケよw
平日の夜は2〜3本しか見られないけど、それでも楽しみがあるっていいよね。生活に潤いつーかw
毎日の『キートンタイム』が、日々の支えになっておりますw
関係ないけど、ウチのご贔屓アニメ、マッドハウス率高いですw
ちなみに、確かコミックスは絶版状態なんですってね(『キートン動物記』含む)。
揃えといて良かったわぁ。
でだ。
そもそもなんで急に配偶者が『マスターキートン』を見たいと思ったか、そのきっかけなんだけど。
1時間半かかる通勤の内、30分はビルの街を歩くわけで。
続く炎暑にへたばりかけながら思い出したのがアニメ版の第25話『砂漠のカーリマン』(コミックスは1巻)。
あらすじとしては、ウイグル自治区にて、地元の聖なる遺跡を壊した遺跡発掘調査隊とともに、巻添えの形でタクラマカン砂漠に放り出されるキートンが、SAS時代のサバイバル技術を駆使し、生還しようとするお話で。
タクラマカン砂漠という名は、「生きては戻れない砂漠」という意味ですからw そりゃもう、命がけで。
それを思い出したっつーんですから、どんだけ今年は酷暑やねんw ということですなw